ホルン(ロータリー) Rotary
修理・調整の解説と料金
1.バルブ・抜差管・ネジの固着fixation
修理の勧め:ピストンバルブの項と同じで、長期間楽器を放置したり普段のメンテナンスを怠ると、バルブ・抜差管・ネジが錆や汚れ等で固着する場合があります。
特にロータリーはピストンとは違いユーザー自身で分解できない為、速やかなリペアが必要です。
料金:1箇所3,300円~
上:固着したケーシング内部下:固着したローター・中蓋
2.動きの悪いロータリーバルブrotary-action
修理・調整・交換の勧め:オイル切れ・手入れ不良・ゴミ等の詰り・バルブケーシングの変形・軸の偏芯・軸受部のガタ・糸の張り加減・連絡板や各部分の動きでローターの回転がスムーズに行かない場合があります。
注油や糸の張り加減を調節しても改善しない場合はリペア又は中蓋の交換が必要になります。
ラッピング~ローターにオイル・専用の研磨材を使用してケーシングとの摺り合わせを行う調整です。
料金:クリーニング・ラッピング1箇所2,200円~ 交換(取り寄せ等別途)
ロータリー内部・軸部に緑青が発生3.ロータリーバルブの雑音rotary-noise
修理・調整・交換の勧め:内部の汚れ・オイル切れ・ネジ部の緩み・ストッパーゴム(コルク)の磨耗(脱落)・回転部のガタ等で雑音が発生する事があります。
注油やネジの締め直しでも改善しない場合はリペア・パーツ交換が必要です。
料金:修理・調整1箇所2,200円~ 交換(取り寄せ等別途)