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料金・日数

料金・日数と金管・木管共通事項

基準料金と修理日数

*スマートフォンをご利用の場合は下部までスクロールすると各楽器別へのリンクが御覧頂けます。


1.修理金額は税込み表示です。


2.修理日数はおおよそ金管:固着1~3日 凹直し1日~5日 ピストン調整1日 木管:ネック(ジョイント)コルク交換1~2日 全体調整5日 キー調整1日 半田付け1日 オーバーホール2~4週間です。


3.料金・日数はメーカー・モデル・状態・修理の難易度・ご予算など総合的に同意の元で決まります。


4.見積り・点検は無料ですので記載以外の修理やご不明な点も合わせてご相談下さい。


5.ご依頼楽器の持込み・郵送及び上記1.~4.も含めての当工房の修理方針は「取組・手順」に詳しく記載していますので是非ご一読ください。

金管楽器の共通事項brass

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1.金管楽器は特別定期的な調整は必要ありませんが、普段のお手入れ(メンテナンス)~注油・グリス・クリーム塗布や水抜きを適時行うことによりトラブルを最小限にすることができます。

但し、水抜き作業で管体にスワブを通すことは詰まりの原因になるので行わないで下さい。

又、何時もより少しでも動きが悪いと感じたら自己判断せず、状態が悪化しない内に修理・調整を行うと管体のダメージや料金もそれだけ低く押さえられます。


2.金管楽器(サックス・フルートも含む)に良く起こる打撃・落下による凹みはその位置・深さ・範囲により、演奏・音質に影響する有無が違ってきます。

修理料金も規模・難易度・修理方法により変わりますのでお問い合わせ下さい。


3.半田部分の外れ・剥がれは市販の「半田ごて」では接着できません。

無理に行うと、強度不足・見栄えの悪さ・振動(共鳴)の原因となり、楽器そのものを傷める事になります。

修理料金はラッカー・メッキ・規模・場所等で異なります(修理実例~固着・半田・凹

ユーフォニアム:ピストン固着 テューバ:1番管凹上:ユーフォニアムのピストン固着
下:テューバ1番管凹

木管楽器の共通事項wood

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1.全ての音孔を軽く閉じた状態で最低音が無理なく出せる(最低条件)かチェックしてみて下さい。

これが出来ない楽器は直ぐに調整が必要です。

木管楽器はコルク・フェルト・タンポ等、天然の柔らかな物が多く使われています。

それらは水分・温度・湿度・バネや指の力・経年等で変形・劣化・脱落して行きます。

それと、キーの連絡(バランス=他のタンポと同時に閉じる事)部分に調節ネジを使用している楽器は、コルクのみで調整しているものよりも振動による緩みで狂い易くなっています。

結果、使用の有無にかかわらず木管楽器はどうしても定期的な調整と消耗品の交換が必要となります。


2.基本的にキーオイルは定期調整時以外では注さないで下さい。

余分なオイルが塵や埃を呼びそれが研磨剤の役目を果たすので、キーの磨耗(ガタ)の原因となる他垂れたオイルで接着剤が溶けてコルク等が剥がれます。

又、種類の違うオイルが混ざると化学変化を起こして固着を起こすことがあります。

木管楽器のネジは主にピボットスクリューと芯金の2種類があり、特に芯金は楽器を分解して直接オイルを注さないと意味がありません。

ネジ・芯金の固着(錆び付き)修理は程度により管体やキーを大きく痛めることになるので、動きが鈍い・キーノイズが気になりだしたら分解調整(少なくとも半年に一度)と考えて下さい。

サックス:芯金の錆び付き サックス:ローラー芯金とキイとの癒着上:芯金(鋼製棒)の錆び付き
下:ローラー芯金の癒着
 
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